下河津漁港(静岡・河津町)
水産庁承認。「海業の推進に取り組む地区」(2025年4月4日決定)。
効果期待:多様なMother Vegetablesで食と港の栄養循環に寄与。
Mother Vegetables × MVファクトリー
高栄養・高純度・カーボンマイナスを実装する
次世代プラットフォーム
事業概要
「地球のはじまりの植物」を起源とする藻類は、約2,000種類の中から用途別に選別・培養されています。食品分野では、グルテンフリー、高タンパクの食品や天然着色料、ビーガン・ベジタリアン向けの栄養食として活用されています。また、美容・医薬分野では、持続可能なスキンケア原料や超高純度オーガニックシリカの生成に応用されています。
さらに、動植物向けには、腸内フローラを整える飼料やサプリメント、土壌を傷つけない有機肥料としても活用されています。
製造過程においては、CO₂を吸収し、公害や人体汚染のリスクがない「地球にノーダメージ」な方法が採用されています。加えて、完全室内で無農薬で養殖することで、不純物の混入を極小化し、高栄養かつ高純度を両方を実現しています。
観点 | 条件 | 状態 | 補足 |
---|---|---|---|
環境負荷 | 使用時に環境に負荷を与えない | 必須 | ノーダメージ製品方針 |
エネルギー | 養殖時に一次・二次エネルギーに依存しない | 必須 | 石油・ガソリン等未使用 |
カーボン | 成長過程でカーボンマイナスを実現 | 必須 | 高効率成長(10〜70倍等) |
栽培方式 | 完全室内・非開放(オープンポンド不可) | 必須 | 雑菌・不純物混入を抑制 |
安全性 | 農薬・化学薬品不使用/微細プラ・金属混入なし | 必須 | 高純度・高トレーサビリティ |
従来は「高栄養=薬品残渣・不純物リスク」のジレンマがありましたが、Mother Vegetables は完全室内養殖により高栄養かつ高純度を実現します。選択は、そのまま環境保全への意思表示にもつながります。
CO₂吸収の相対比較(例示)
条件により数値は変動します。実測条件と併せて表示。
起源と深度:水深800mの中層域から採水。現代の生活排水や汚染物質の影響を受けにくく、
2300年前(古代:邪馬台国・卑弥呼時代)由来の海水ミネラルを保持。
無菌・無添加にこだわった、安心のミネラルウォーターです。
このミネラルウォーターは、無菌・無添加の状態を実現しています。試験成績書に基づき、 一般細菌は 0 CFU/mL、大腸菌群は 陰性であることが証明されており、徹底した品質管理のもとで製造されています。
マグネシウム(Mg)1290 mg/L、ナトリウム(Na)9610 mg/L、カルシウム(Ca)409 mg/L、 カリウム(K)317 mg/L など、体に必要なミネラルを豊富に含んでいます。
中層水を活用した希少なミネラルウォーターであり、独自の技術によって無菌・無添加のままお客様のもとへお届けします。 常温で1年間保存が可能で、一般的なペットボトル水の約3倍の保存力を持っています。
独自の技術と高い品質基準に基づいた「Made in Japan」製品として、安心してお飲みいただけます。
項目 | 値・内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
採水水深 | 約800m(中層水) | 生活排水の影響が届かない帯域 | |
起源 | 古代海水(約2300年前) | 邪馬台国・卑弥呼時代相当 | |
無菌性 | 一般細菌 0 CFU/mL/大腸菌群 陰性 | 試験成績書による | |
Mg濃度 | 約 1290 mg/L | 成分分析結果より | |
主要Na/Ca/K | Na: 約 9610/Ca: 約 409/K: 約 317 mg/L | 成分分析結果より | |
保存性 | 常温保存 1年 | ペットボトル水比 約3倍の保存力 | |
供給形態 | 原水/濃縮/ブレンド | 用途別に調整可 | |
原産 | Japan | 直送対応 |
ミネラルプロファイル(mg/L)
スケール基準は Na=100% です。他成分は Na 比の相対表示です。
無菌性の可視化
次世代育成モジュール「MVファクトリー」。AIを活用した完全循環型の育成システムは、 天候や場所に左右されない、安定した生産環境を提供します。
このシステムは、太陽光に頼らない完全循環型の育成環境を実現しました。AIによる自動制御とLED照明を組み合わせることで、 季節や天候、場所を問わず、いつでも再現可能な育成が可能です。
国際特許(WO2023234767)を取得した独自の光制御技術により、植物が必要とするタイミングで光を照射します。 これにより、従来の約30倍の成長速度を実現しながら、同時に省エネも両立しています。約2,000種に対応しており、 多様な植物を効率よく育てることができます。
天然芝の約700倍ものCO₂吸収ポテンシャルを持ち、空気清浄にも大きく貢献します。
食料問題の解決、食料自給率の向上、そして「国民皆保険“食”」の実現を目指すための基盤装置として、 未来の食料生産を支えます。
項目 | MVファクトリー | 従来の藻養殖 | |
---|---|---|---|
育成環境 | 完全閉鎖型・人工光制御 | 開放型・天候依存 | |
光源 | LED+環境制御技術 | 太陽光のみ | |
育成スピード | 約30倍で成長 | 遅い(週〜月) | |
水質管理 | 密閉循環で常に清浄 | 腐敗・雑菌混入リスク | |
人件費 | AI自動制御で省人化 | 高コスト(常時管理) | |
展開エリア1 | ビル・学校など屋内 | 温暖地域中心で限定 | |
展開エリア2 | 都市・山間・僻地・被災地 | 広い日照スペースが必要 | |
商業化実現性 | 実用レベルで稼働中 | 低(試験・研究段階) | |
取り扱い種類 | 約2,000種類 | 数〜数十種類 |
成長速度の相対比較(例示)
相対比の例示です。実測条件により変動します。
製造工程
一般的な工程(例)
リスク: 外来菌混入、残留薬品、不純物混入、品質ばらつき。
MVファクトリー
特長: 工程ログ、バッチID、ロットごとの品質データを記録・提供。
工程ごとのチェックポイント(例)
導入実績・連携
水産庁承認。「海業の推進に取り組む地区」(2025年4月4日決定)。
効果期待:多様なMother Vegetablesで食と港の栄養循環に寄与。
約200ha(東京ドーム40個分)でMVファクトリー建設を開始(2025年3月)。
期待:人口増・環境負荷課題に対する食・環境両面のソリューション。
JTB総合研究所:育成体験を取り入れた循環型ツーリズム・体験教育を共同開発。
グループ体制
日本の公的機関や海外政府・大学と連携し、研究・開発・社会実装を推進。
会社名 | 主な役割 | 連携先・備考 | |
---|---|---|---|
Algae international | 海外拠点・事業推進 | 研究・商用化連携 | |
Algae international Japan | MVファクトリー開発/Mother Vegetables研究 | 国内実装 | |
TERRA Plus | Mother Vegetables原材料の取扱い | サプライチェーン | |
dotpb株式会社 | 研究開発/設備設計・販売 | 技術コア | |
全国姉妹漁協推進協議会株式会社 | 海業推進・港湾導入 | 伊豆漁協・JTB総研と連携 |
私たちの約束
地球最古の植物の力で、現代人の食生活と地球の未来に貢献する。
持続可能な食と健康の新スタンダードを創り、人と地球が共存する豊かな未来を実現。
各ロットで純度・栄養を測定し継続的に改善。
環境貢献度を相対指標で可視化し向上。
培養プロセスの効率を継続的に最適化。
社会実装の拡大度合いを追跡。
設立の背景
食品添加物過多や栄養不足、製造過程の不透明性——現代の食を取り巻く課題に向き合い、生命の起源とされる「藻」の本質的な力に再注目。人の健康と地球環境を同時に守るため、単なる消費ではなく“共存”を実装する場として株式会社藻を設立しました。社名「藻」には、その根源的な力を現代に生かし、新しい価値を創造し続ける決意を込めています。
よくある質問
お問い合わせ・ご相談
導入のご相談、技術資料のご請求、共同研究・事業連携、海洋中層水のサンプル請求は以下よりお寄せください。
会社情報